『kapiwとapappo〜アイヌの姉妹の物語〜』

3/20 一番街シネマvol.9『kapiwとapappo〜アイヌの姉妹の物語〜』

近所で買い物帰りに気軽に映画が観れたら。日常の中で、もっと身近に映画があったら。「一番街シネマ」は、そんな考えから生まれた映画上映会です。

3月は、話題のアイヌ文化を学びたいと思い、『kapiwとapappo〜アイヌの姉妹の物語〜』を上映します。

日時:2020年3月20日(日)18:30開場 19:00-20:55頃まで上映
料金:¥1,500(popcornより要申込)
※アイヌのスープ・オハウをお一人一杯提供します

→申し込み
下記URLより事前にお申し込みください。
https://popcorn.theater/events/2307

 

kapiwとapappo〜アイヌの姉妹の物語〜
2016年/日本/112分/監督:佐藤隆之/出演:床絵美、郷右近富貴子、海沼武史、床みどり、弟子シギ子、秋辺日出男
北海道阿寒湖の温泉観光地・アイヌコタン。 コタンで産まれた絵美と富貴子は幼い頃からアイヌの伝統歌や踊りを学ぶ仲の良い姉妹だった。時を経てそれぞれに家族を持ったふたりは東京と阿寒湖に離れて暮らし、違ったやり方でアイヌの文化に関わっていた。 おっとりとした絵美はkapiw(カモメ)、しっかり者の富貴子はapappo(福寿草)をニックネームとし性格も正反対。 2011年3月11日。東日本大震災・福島原発事故が起こり、子どもの避難を巡って揺れる東京在住の姉・絵美の家族。姉一家を気遣う阿寒湖在住の妹・富貴子。そして絵美の住む高尾の音楽プロデューサー海沼の複雑な心境…。 絵美は夏休みの間、3人の子を連れて故郷・阿寒湖に避難することにする。コタンでの再開を喜ぶ姉妹だが、そこではふたりのデュオライブの企画が立ち上がっていた。 姉妹ゆえの軋轢、アイデンティティを巡る葛藤。 それらを乗り越え、ステージの幕があがる。 【ウポポ(唄)にカムイ(神)が降りてきた!】 2016年のユーロスペース公開から全国約30ヶ所の上映を経て、静かな感動が広がっています。ふたりの「生活と音楽」を軸に姉妹周囲の人々へのインタビューを織り込んで「いまのアイヌのリアルな姿」を浮き彫りにする、ドラマティックなドキュメント。 https://www.kapiapa-movie.com/