福島桜紀行

6/23 一番街シネマvol.1『福島桜紀行』

近所で気軽に映画が観れたら。日常の中で、もっと身近に映画があったら。
「一番街シネマ」は、そんな考えから生まれた月に一度の映画上映会です。

第一回の上映作品は、鉾井喬監督『福島桜紀行』。桜前線と共に移動しながら福島県内各地の桜を撮影し、桜と桜に関わる人物の声を集めたドキュメンタリー映画です。

今回、横浜の高校出身だという鉾井監督にお越しいただき、新たに撮影された映像を加えた43分間の作品の上映後、作品についてお話いただきます。

『福島桜紀行』上映+監督トーク
日時:2018年6月23日(土)18:00-19:15(17:30開場)
料金:1,000円
定員:25人

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福島桜紀行
2015、2017年撮影/日本/43分/企画・撮影・監督:鉾井喬
富岡町の「夜ノ森の桜」、日本三大桜のひとつ三春町の「滝桜」、東北に桃源郷ありと言われる「花見山」、そして会津地方の田園地帯に咲く種まき桜。東北の原風景にとけ込む桜はまさに日本人の心の風景と言える。福島の桜は4月上旬に浜通りのいわきで咲き始め、1ヶ月以上かけて県内を横断し、最後は会津地方の裏磐梯に春の訪れを告げる。
東北地方に住む人々の暖かい人柄や、美しい原風景といった本来その土地が持っていた魅力、そして県外では風化しつつある震災の現状を描写し、今の福島の姿を桜を通じて描く。
★第38回PFFアワード入選作品 https://pff.jp/38th/lineup/pff-award2016/16.html
http://www.hokoitakashi.com/hokoitakashi.com/cinema.html

鉾井喬(ほこい・たかし)
風景をテーマに見えない存在を視覚化する試みをしている美術作家。学生の頃人力飛行機サークルで鳥人間コンテストに参加し、パイロットとして空を飛ぶ。気付かないようなわずかな風に巨大な人力飛行機が翻弄された体験から風に興味を持ち始め、それ以降風で動く作品を作り始める。風景の中の目に見えない存在に注目し、作品を山や海の自然界に持ち出し、そのフィールドに吹く風を映像として記録したりする。
一方でNHKのカメラマン時代、東日本大震災の際に平野を襲う津波をヘリコプターから空撮。その後原発事故を中心に取材する日々を送る。それ以来、福島県内の紀行ドキュメンタリーの制作や、エネルギーや自然と人間との関係性を造形作品として模索している。
現在、福島市在住。東京藝術大学デザイン科立体工房非常勤講師。
福島ビエンナーレ(福島/2010年)、windscape(福島・猪苗代/2014・2016年)、感じる芸術祭・真鶴まちなーれ(神奈川/2016年)、第10回小田原映画祭(神奈川/2016年)、中之条ビエンナーレ(群馬/2017年)、清山飯坂温泉芸術祭(福島/2018年)等参加

※昼間にはご近所のヨコハマアパートメントで落語会がありますので、
ぜひ合わせてお楽しみください!
www.facebook.com/events/1827130357582104/